設備


◎実験装置

○ 光源ランプ ○


~(左から)LED、超高圧水銀ランプ、キセノンランプ~

田中研では、現在3種類のランプを用いて金属ナノ粒子を合成しています。
それぞれのランプは異なる波長の光を放出するため、合成したい金属ナノ粒子の種類や形態によってランプを使い分けています。

○ 窒素ジェネレータ 「トム君」 ○



トム君は窒素を生成してくれます。田中研にはなくてはならない存在です。
主に酸素に弱い金属ナノ粒子を取り扱う際に活躍します。

○ グローブボックス ○



窒素で満たされたボックスです。
この中で酸化耐性の低い金属ナノ粒子を用いた作業を行います。

○ スピンコーター ○



遠心力を用いて薄膜を作製する装置です。
回転数や秒数を自由にプログラムすることができます。

○ ケミステーション ○



触媒活性評価のために使用します。
温度を変えるなど様々な条件で一度に反応を仕掛けることが可能です。

○ 電気炉 ○



試料の加熱に使用しています。複数台あります。


◎測定装置

○ 紫外可視分光光度計(UV-vis) ○



試料の吸収スペクトルを測定する装置です。
溶液試料や薄膜試料で測定できます。

○ 走査電子顕微鏡(SEM) 透過型走査電子顕微鏡(STEM) ○



合成したナノ構造を観察するときに用います。
非常に小さな物質(1 mmの1万分の1以下)を見ることができます。
また、薄膜試料断面や表面の観察もすることができます。

○ エネルギー分散型X線分析装置(EDX) ○



試料に含まれる元素をマッピングや定量することができる装置です。
電子顕微鏡に接続されており、検出器を挿入して使用します。

○ ガスクロマトグラフィー(GC) ○



混合試料とキャリアガスを流し、試料の定性・定量を行います。
触媒評価の際に使用しています。

○ 原子間力顕微鏡(AFM) ○



微細な探針で試料表面を走査し、表面の形状を観察することができる装置です。

○ フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR) ○



試料のIRスペクトルを測定する装置です。

○ 分光蛍光光度計(FL) ○



溶液試料の励起,蛍光スペクトルを測定する装置です。